【ボルドーワインの女王 メドック1級格付シャトー・マルゴー】【ややラベルに傷あり】
ボルドー・メドック地区の格付で、5つしかない最高級1級格付シャトー。
その1つがボルドーワインの女王とも言われる、このシャトー・マルゴーです。
他の1級格付ワイン同様、力強い味わいを持ちながら、一方で繊細でエレガントさをも持ち合わせているのが、女性的とも表現され、”女王”と呼ばれる所以でしょう。
シャトー・マルゴーの歴史は古く、12世紀には文献に登場しています。そんなシャトー・マルゴーを愛した歴史上の人物も多く、共産主義思想の父マルクスの盟友フリードリヒ・エンゲルス、文豪アーネスト・ヘミングウェイなど。ヘミングウェイに至っては孫娘に”マルゴー”と名付けたほど、このシャトーのワインを愛していたと言われています。
このワインのヴィンテージである2011年のボルドーは、ここ40年でもっとも乾燥した年となり、収穫量が減少。ワイン用のぶどうにとっては難しい年になりましたが、シャトー・マルゴーは厳しい選果によってこれを乗り越えています。
収穫されたぶどうのうち、1級ワインのシャトー・マルゴーに使用されたのはわずかに38%ほど。
残りのぶどうはセカンドワイン以下に回されています。
その結果、例年に劣らぬ、1級格付けにふさわしい、素晴らしい品質のワインに仕上がっており、パーカーポイントも93点と高評価です。
晴れの日のワインに、贈り物におススメの1本です!
<チャートの説明>
最高★5つ
中抜き☆=0.5
※★の多少はワインのタイプを表しており、直接おいしさを表わしたものではありません。