【フランス・ローヌ地方を代表する赤ワイン】
フランス・ローヌ地方南部を代表する赤ワイン、シャトー・ヌフ・デュ・パプ。南フランスらしい、パンチがあり、しっかりとしたボディがありながら、カシス、プラム、ブラックチェリーのような果実味にあふれたワインです。
シャトーがあるのはローヌ渓谷の最南端、オランジェとアヴィニヨンの間、ローヌ川の左岸。わずか2,000人ほどが居住するのみの小さな集落ですが、ここから南フランスを代表する銘酒が産まれます。
シャトー・ヌフ・デュ・パプは13種のぶどうの使用が認められているので、その味わいは造り手によってさまざま。このワインはシラー、グルナッシュという果実味が豊富なぶどう品種がベースになっているので、5年の熟成を経た今も実に果実味が豊かですが、やはりそれ以外にブレンドされたぶどう品種がそれぞれの主張を出していて、複雑な風味が醸成されています。この複雑な風味こそが他の南フランスのワインにない高級感を演出しています。
果実味と高級感が高いレベルで両立しているのがこのワインの特長です。
<チャートの説明>
最高★5つ
中抜き☆=0.5
※★の多少はワインのタイプを表しており、直接おいしさを表わしたものではありません。