【イタリアを代表する赤ワイン キャンティ・クラッシコ】
イタリアで一番有名な赤ワインといえば、おそらく”キャンティ”。これに”クラッシコ”がついた”キャンティ・クラッシコ”はキャンティよりもより限定された地域でつくられた、キャンティよりも1つ格上のワインです。
キャンティは飲みやすくするために多くの場合、黒ぶどうに白ぶどうを混ぜで醸造しますが、キャンティ・クラッシコは多くの場合黒ぶどうだけでつくられるので、より深みのある、本格的な味わいになります。
さて、このワインを造ったサンタ・マルゲリータ社はイタリア最大規模のワインメーカー。
北はヴェネト州から南はシチリア島まで、ほぼイタリア全土にワイナリーを所有し、高品質なワインづくりを行っています。
キャンティというと、若いワインのイメージが強いですが、このワインは2009ヴィンテージですので、約5年の熟成を経ています。
キャンティ・クラッシコの原料ぶどうはイタリアでもっともポピュラーなぶどう品種、サンジョヴェーゼ。このサンジョヴェーゼというぶどうは栽培方法や醸造方法によって実に様々な面を見せてくれるのですが、このワインは熟成を経て、渋み成分のタンニンがとても細やかになりながら、なめし皮のような動物的な熟成香が表れています。
しかしそれは決してきついものではなく、程よくワインにアクセントを与える感じ。
全体としては典型的なキャンティ・クラッシコとでもいうべき、バランスの取れた味わいに仕上がっています。
フルーティさ、果実味、なめらかさ、力強さ、酸味の高い次元でのバランス。
その上で肩ひじ張らずに気軽に飲める、ワイン。
これこそがキャンティ・クラッシコの醍醐味です。
パスタ料理など、気軽なイタリアンと合わせてみてください。
きっと、陽気なイタリア人にも似た、イタリアワインの楽しさを感じていただけるはずです。

<チャートの説明>
最高★5つ
中抜き☆=0.5
※★の多少はワインのタイプを表しており、直接おいしさに関係するものではありません。