【ローヌの帝王 ギガルの代名詞コート・ロティ】
フランス コート・デュ・ローヌ地方で最も著名なワインの造り手であるE・ギガル。
このE・ギガルが本拠を置いているのが「焼かれた丘の斜面」を意味する、コート・ロティです。
もともとローヌ地方の銘酒として知られていたコート・ロティですが、これを世界トップレベルのワインにまで引き上げたのは、E・ギガルです。
1978年に送り出したコート・ロティのプレスティージュ・キュヴェ、”ラ・ムーリーヌ”がパーぁーポイント100点を獲得。ロバート・パーカー氏をして、「もし無人島に1本だけワインを持っていくとしたら、それはギガルのコート・ロティだろう。」とまで言わしめたのです。
毎年のようにロバート・パーカー氏をはじめとするワイン評論家から高評価を得ているワインですが、2006ヴィンテージもパーカーポイント91点と高評価。
シラー種を主体にしたワインらしくしっかりしたボディで、力強さもあるのですが、一方でタンニンは細やかで、プロのテイスターでも,ジュヴレー・シャンベルタンなどのブルゴーニュのピノ・ノワール種のワインと間違える人もいるほどです。
2006ヴィンテージのこのワインは6年の熟成期間を経て、まさに今飲みごろです。
<チャートの説明>
最高★5つ
中抜き☆=0.5
※★の多少はワインのタイプを表しており、直接おいしさを表わしたものではありません。