【まるでシャンパン!プロのテイスターも間違えたスパークリングワイン】
シャンパーニュ地方と同じぶどう品種を用いて、シャンパン方式(瓶内二次発酵方式)でつくられたスパークリングワイン。
その実力は、オランダで開催されたワインコンクール"Proefschrift Wijnconcour”で、2007年ベスト・スパークリングワイン賞を受賞したほど。
このコンクールでは、なんと30人ほどのテイスターのほとんどがシャンパン(フランスのシャンパーニュ地方で生産されるスパークリングワインのみがシャンパンと名乗れる)と間違えたという逸話が残っています。
生産者のシモンシッヒは南アフリカを代表するワイナリーの一つで、高品質のワインを生産することで知られています。
南アフリカでもっとも高品質のぶどうを生産することで知られる、ケープタウンに近いステレンボッシュ地方にワイナリーを構えています。
この地方は地中海性気候で、日照時間も長いのですが、海からの冷涼な風が入るため、ワイン用のぶどうに必要なしっかりした酸味が乗ったぶどうが収穫できます。
特にスパークリングワインには、シュッとしたややシャープな酸味が味わいにコントラストを付ける意味で欠かせませんが、そうした原料ぶどうが育つのに理想的な環境にあると言えるでしょう。
実際、本当にシャンパン(シャンパーニュ)のような複雑な味わいやコクがあり、単に爽快感だけが感じられる安物のスパークリングワインとは、明らかに一線を画しています。
もし、このお値段でシャンパーニュが買えるなら、明らかにお買い得。
いや、むしろ下手なシャンパーニュを買うくらいならば、絶対にこちらをおススメします。
ぜひ、ご自分でこのスパークリングワインの実力をお確かめ下さい!
<チャートの説明>
最高★5つ
中抜き☆=0.5
※★の多少はワインのタイプを表しており、直接おいしさを表わしたものではありません。